Sunday, February 7, 2010

VM victorious...... F4 to disband!








All Japan Pro Wrestling

Full results from 7 February, 2010 at Korakuen:
2000 paid.

Seiya Sanada beat Yasufumi Nakanoue in 11:40.

Kaz Hayashi, Shuji Kondo & BUSHI (T28) beat NOSAWA Rongai, MAZADA & FUJITA in 14:38. BUSHI pinned MAZADA.

Akebono beat Hate in 5:40.

Masakatsu Funaki & Masayuki Kono vs. Taiyo Kea & Minoru Suzuki went to a double countout in 6:32.

Suwama & Ryota Hama beat Keiji Muto & Osamu Nishimura in 24:12. Hama pinned Muto after Ryota Hammer. That’s perhaps the biggest win yet for Hama.

In an F4 vs. Voodoo Murders Captain’s Fall Disperson Elimination Match, TARU, Rene Dupree, Minoru & Toshizo beat Satoshi Kojima, Zodiac, KAI & Hiroshi Yamato in 32:52. Order of elimination: Zodiac by Dupree at 9:14, Dupree clothesline from Kojima at 10:07, KAI by Minoru at 19:34, Yamato by Toshizo at 23:56, Toshizo by Kojima at 25:54, Minoru by Kojima at 27:38, Kojima by TARU at 32:52. TARU survives and wins for VM. As a result, F4 must disband.







7日、後楽園ホールで行われた全日本プロレス『2010 エキサイトシリーズ』。タイトルマッチこそなかったが、ホールには超満員の観客が詰めかけて大いに盛り上がった。全試合の詳細や試合後のコメント尾はバトル・ニュースをご覧下さい。
メインはユニット解散を懸けてF4とブードゥー・マーダーズ(以下VM)が4vs.4のキャプテンフォール・イリミネーションマッチで激突した一戦。煽りVで「このVMは俺らの代紋やからね。代紋を潰すわけにはいかん」と語ったTARUは全身白のコスチューム=白装束で登場すると、リングサイドの観客に TARU水を手渡し、自らの頭の上から水をかけるように指示。この一戦に懸ける意気込みはかなりのもの。
いきなり小島聡とTARUのキャプテン同士から試合が始まると、両ユニットが会場中で入り乱れての大乱闘に雪崩れ込む。そこからVMは小島を捕らえ、メンバーが入れ替わり立ち替わりで攻撃。キャプテンの小島が敗れればF4は即解散だが、VMはハナからそれを狙っているかのよう。それでも小島は何とかピンチを脱してゾディアックにタッチしたのだが、背後からセコンドのヘイトが灯油ケースで殴打したところにレネ・デュプリがダイビング・ボディプレスを投下して3カウント。
その直後に小島がラリアットでレネを沈めてイーブンに持ち込んだが、VMは稔と歳三がラフを織り交ぜながらキレのある動きで試合をかき回し、稔がKAI をFIREBALLスプラッシュで、歳三が大和ヒロシを三角絞めで落とし、3人残っているVMに対してF4はキャプテンの小島のみに。圧倒的不利の小島は TARUを倒せば一発逆転だが、VMはキャプテンのTARUを守るように稔と歳三が前面に出て小島を追い詰める。
すると小島はまずラリアットで歳三を、そして苦しみながらも稔もラリアットで沈め、これでVMの3人をラリアットで3タテ。ついに小島とTARUの一騎打ち状態となったのだが、TARUは小島のラリアットを徹底的にブロックしたり、ニールキックで迎撃したりと攻略。ショートレンジでは入れたもののラリアットを封じられた小島は、最後TARUドリラー→バズソーキック3連発→TARUドリラーと連続で食らって轟沈! VMはRO&Dに続き、F4 をも解散に追い込んでみせた。

試合後、TARUは「ブードゥーはわざわざ嫌われ役をやってやってるんや。知らん奴から帰り道に石を投げられたり、イタズラ電話をされたり、いろんな辛い目に遭っても、そういうことすべてひっくるめてVMっちゅうこっちゃ。お前らも普段の生活での不満をワシらにぶつけるためにここに来てるんやろ。そういうブーイングをすべて受け止めてやるわ!」と、実にTARUらしい“ヒール道”を説くと、歳三やヘイトのよにVMには“再生工場”としての役割もあるため、曙、さらにいま話題の朝青龍を加入させるのも面白いとマイクアピール。
インタビュースペースでもTARUはF4のことを「アイツらの提唱しとるF4、4つなんやったかな? フレンド? フレンドもなくなったのう。フューチャー? 未来なんかあらへんがな。それからなんやったか、ファン? ファンもこれで離れるやろ。あと1つは?」と言うと、稔が「ファミコン!」と答える。TARUは「ファミコン? そんなのもう終わっとるわ! フェ○オやろ!」と言いたい放題。何度も解散の危機があったVMだが、ここに来て再び存在感を増してきた。